韓国 7つの世界遺産を訪ねる旅 VOL.2/9 inserted by FC2 system

2日目(2005/3/25)


吐含山 石窟庵(トハムサン・ソックラム)
昨日降ったとみられる雪が参道に積もっていました







石窟庵は新羅時代の仏教美術と土木技術の粋を集め751年
建造に着手 24年後の774年に完成 この付近でリスを発見






正面:石窟庵拝観所 右:庵
石窟庵は拝観所の奥






李氏朝鮮時代の仏教弾圧により長く忘れ去られていたが
20世紀初頭に偶然雨宿りをした郵便配達人によって発見






石窟庵の内部構造







左:お堂 右:拝観所 入口にて撮影
石窟庵の内部は撮影禁止





石窟庵は石で造られた庵で花崗岩をド−ム型に
積み上げその上に土をかぶせて人工の石窟を造り
丸型の窟室のほぼ中央に本尊の釈迦如来座像を安置






白いのは雪







この地は冬至と夏至の朝に太陽の光が当たります
画像中央右:山並みの後方は朝日を浴びた東海(トンヘ=日本海)






石灯篭















石片







統一大鐘







仏国寺(ブルグクサ) 新羅が三国を統一した後
全ての文化が発達した全盛期 751年に創建(石窟庵と同じ)






庭園






天王門(チョナンムン)
法と世界を守る四天王を奉安する門
天王とは仏の国を守る四つの神をいう






左:西方広目天王 右:北方多聞天王







左:東方持国天王 右:南方増長天王






紫霞門(チャハムン)
仏の御身から発する紫金光が霞のように棚引いている門と言う意
1593年秀吉の侵攻で焼失(壬辰倭乱/日本=文禄の役)その後漸次再建






下の階段が青雲橋(チョンウンギョ) 上が白雲橋(ペグンギョ)あわせて32段
階段を<橋>と称するのは彼岸へ渡って行くことを象徴して名付けたもの






現在これらの橋を渡ることができないので
右側の巻き道を通って本堂(大雄殿)へ






国宝 多宝塔(タポタプ)







多宝塔は大雄殿に向かって右側に位置
新羅時代の典型的な石塔で多宝如来を象徴






大雄殿(テウンジョン)
周囲が回廊にて区切られており釈迦の世界であることを意味する






国宝 釈迦塔(ソクカタプ)







釈迦塔は大雄殿に向かって左側に位置







1966年現存する世界最古(8世紀前半)の
木版で印刷された経典が発見された






大雄殿(テウンジョン) 釈迦如来の彼岸世界
本尊は釈迦牟尼像 両脇に文殊菩薩と普賢菩薩














紫霞門(チャハムン)から撮影







泛影楼(ポミョンル)
本来は梵鐘を吊るす鐘楼ですが現在は法鼓が置かれています














下から仰ぐ泛影楼(ポミョンル)







無説殿(ムソルジョン) 日本のお寺の講堂のこと
仏国寺の堂宇の中で最初に建立された






極楽殿(クンナクチョン)
すべての衆生を救済し西方極楽浄土に往生させる阿弥陀如来の像を安置






大雄殿から極楽殿へ降りる階段







極楽殿の説明







極楽殿は大雄殿の西方に並べて造られ 衆生を救うため
大雄殿よりも一段低く造られています(衆生との近さを表す)






































石檀
石柱と石帯を二段に組みその間に自然石をはめこんで築造






二段の石柱が美しい







手前は極楽殿への階段
向こう側が大雄殿への階段






極楽殿への階段と安養門(アニャンムン)







泛影楼(ポミョンル)







紫霞門(チャハムン)へ戻ってきました







庭園







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